20 ポジション別動き方 wg編
クラブにおけるポジション別の動きを動画で紹介します。前線のポジション全てに共通することですが、単に後ろが運んできたボールをゴールに入れればいいというものではありません。後ろが前にボールを運ぶためには、前線の協力が不可欠なのです。動画を見てもらう前に433のwgをやる際、私が心がけていることを挙げます。
攻撃
基本的に高い位置を保つ。下がって受ける場合もあるが、マーカーを引き連れてしまうということを忘れない。
ボールが低い位置にある時は、タッチライン沿いにポジションを取り、cm、sbとトライアングルを形成する。また逆サイドからのサイドチェンジを呼び込む。
ボールがハーフウェーライン付近にある時は、中央に寄ってsbがオーバーラップするスペースを作る。
ボールがアタッキングサードにある時は、中央に寄りフィニッシュに絡みにいく。
クロスは受け手に合わせる(この点を意識せず、ひたすらこねた後にクロスをあげるプレーヤーは多くのクラブで見かけます。クロスをあげる前から、中の状況をよく確認しましょう。)
相手ゴール前ではクロス、マイナスのパス、ドリブル突破をバランスよく行い、相手に的を絞らせない。
stがサイドに流れてボールを受けた場合、cmがゴール前に飛び込んできた場合など、人数をみて空いたスペースを埋める。
守備
攻守切り替えを早くする。ディフェンスラインがコムの場合、相手に数的有利を作られないようきちんと戻ってスペースを埋める。(無闇に突っ込まない)
高い位置でボールを奪った際は、速攻に人数が足りるかどうか、ボールを奪った時の体勢からして無理なく前方にパスが出せるかを瞬時に判断し、難しければ後ろに戻し展開を落ち着ける。せっかく奪ったボールを無駄にしない。