10 クラブの守備について
クラブにおける守備戦術について記載します。将来的には相手ディフェンスに積極的にプレスをかけていきたいですが、しばらくはブロックを作ってゾーンで守りたいと思っています。理由は、プレスを機能させるより、ブロックを作って守る方が取っつきやすく簡単だからです。あと、ブロックを作って守るため、自陣低い位置でボールを奪うことになるでしょうから、無理に速攻を狙わずじっくり攻め上がる練習になるかなという思いもあります。
- 守備イメージ図1
上の図のように、守備時は両wgが下がり、4ー1ー4ー1のフォーメーションを敷き守備ブロックを作ります。上の図のようにブロックの外にいるボールホルダーにプレッシャーをかけるのは、もっぱらstの仕事です。ブロックを作る他の守備者は自分の持ち場を離れません。この時点でのstの守備における役割は、中へのパスコースを切りながら相手ボールホルダーに寄せ、相手をサイドに追い込むことです。stはcbとして自陣ゴール前で複数対1の守備をしている感覚でお願いします。(その状態で無理にボールホルダーに突っ込みませんよね?そういうことです。)
- 守備イメージ図2
上の図は相手が中央から逃れてサイドにボールを展開した場面です。stは中央へのパスコースを限定し、lsbは相手wgの裏抜けを警戒します。lwgとlcmでボールを奪いに行きます。
- 守備イメージ図3
上の図は相手の間受けが成功した状況です。4-4-2のブロックと違って、ブロックの中にdmがいるため、cbが動かずとも囲んで潰しに行けます。
- stの守備参考動画
参考までにブロックを敷いた場合のstの動きを載せておきます。コムが多いためブロックを作れてませんが、大体こんな感じということで。見てもらえたら分かると思いますがcbにまでプレッシャーはかけにいってません。1枚で行ってもほとんど意味がないことと、1列前にボールを出された時にプレスバックが間に合わないからです。