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14 クラブの守備について 2

 ブロック守備の対となるプレス戦術について記載します。最終的に二つを融合したいと思っています。まずはプレスのいい例、悪い例について紹介します。図をもとに説明します。黒の矢印は意識している相手を指します。矢印がないプレーヤーはなんとなくスペースを埋めています。

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 上の図はプレスをかける前線の選手が皆ボールホルダーしか意識していません。また、中盤の選手もぼーっと前線の選手のプレスを見ているだけです。そして相手のfw3人は皆フリーになっています。

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 上の図はプレスをかけているのはボールホルダーに最も近いプレーヤーだけで、他のプレーヤーはパスコースを切っています。特に前線の3人は1人で2つのパスコースを切っています。(もちろん実際は相手も動くのでこううまくはいきません。)この状態では、ボールホルダーはゴールキーパーにボールを戻すくらいしかできません。

 2つの違いを分かっていただけたでしょうか。通常、自分の背後のプレーヤーなど見えませんのでパスコースを消しながら相手に寄せることなどできませんが、これはゲームなので俯瞰でフィールドを見ることができ、そのような芸当が可能になります。

 相手のパスコースを考えず、単純に相手に突進して一か八かボールを奪えるかという守備は、守備者が1枚剥がされて他者がスライドしなければならないというリスクを考慮できていません。もちろん、一か八かボールを奪いにいく局面もありますが、いつも突進すればいいというわけではないのです。先に紹介した状況を考えずにボールにプレーヤーが群がる構図は、冗談ではなしによく見る構図です。そのようなものは守備とは呼びません。穴を開けているといいます。  

 後に紹介したような構図の守備をしていきたいところですが、そのための約束事として、

  • プレスのため走り回るのは前線のfw3人
  • fw3人のうち、ボールホルダーに最も近いプレーヤーがプレッシャーをかけ、残りのfwはパスコースを切る
  • cmはfwが切ることができていない、主に中央のパスコースを切る
  • dmはディフェンスラインの前、中央で相手fwをマークする
  • fw3人がかわされたら、cmは決して突っ込まず、攻撃を遅らせfw3人のプレスバックを待つ
  • sbはサイドへの大きな展開を警戒する
  • アタッキングサードでボールを奪われた際は、こちらが人数をかけて攻撃していた場合には、パスコースを消しつつ数人で囲んで一気に奪い取る。

を心がけていきたいと思います。

13 メンバー募集

 累計アクセス数が2000を超えたので、ブログでも広報することにします。当クラブは現在10名ほど在籍していますが、いつもフルに近いメンバーでやりたいので、引き続きメンバー募集しています。ブログを見てもらえれば分かると思いますが、私は考えてサッカーをするのが昔から好きだったので、同じような志の方、一緒にやりませんか?  PSID dark-regendまでメッセージください!

 決めごとなどは一番昔の記事をご覧ください。

12 守備参考資料

 とりあえず、参考になりそうなものを置いときます。ここに載せたようなことについて、初めて見聞きするとしてもいいのです。大事なのは知らないことについて学び、取り入れることです。 

 これらをきちんと理解し、実践しているプレーヤーなど多くのクラブを見渡してもごくわずかでしょうし、実践できれば多くのクラブから引く手あまたでしょう。

 


サッカー DFにおけるチャレンジ&カバー(ゾーンディフェンス) - YouTube

 


1対1の対応(DF) - YouTube

 


1対1の対応(DF) その2 - YouTube

 


サイドバックの守備 その① - YouTube

 


サイドバックの守備 その② - YouTube

 


ボランチのDF その① - YouTube

 


ボランチのDF その② - YouTube

11 ビルドアップ参考資料

 最初に書いておきますと、ビルドアップについて理解することは簡単ではありません。対戦する多くのクラブが、sb裏、cb裏を狙うだけの単調なサッカーをしてくることからも分かる通り、一朝一夕に身につくものではないし、プレーヤー全員にある程度の理解が求められるのです。それだけに、挑戦のしがいがあると言えます。

 紹介する動画の中で、自分でなんとかしようと無理をするなという助言がありますが、いつもとりあえず人に預けてなんとかしてくれというプレーヤーばかりでは、本当に強い相手と当たったときには勝てません。理由は簡単です。大胆な選択肢がないプレーヤーが分かれば、そこへのマークを多少疎かにしてでも、大胆な選択肢をとるプレーヤーにマークを集中することができるからです。結局はバランスが大事で、自分でなんとかしようという傾向が強い人は他者に任せることも考えなければいけませんし、なにかと他者に任せてしまう傾向が強い人は、自分でなんとかすることも考えなければいけません。そして、どちらの場合でも、練習は裏切りません。フルメンバー揃うクラブの場で、今までやったこともないようなプレーを試みても、上手くいかないことがほとんどです。何かを試したければ、あらかじめ他の場で練習することです。

 


オフザボールの動き|ビルドアップ編


パスを受ける前に周囲の状況を確認する練習

 
サッカーのビルドアップ - YouTube

 


ポゼッションその② センターバック・サイドバック・ボランチ・サイドハーフの攻撃時のポジショニング - YouTube

 


パスコースがない場合の対処法 - YouTube

10 クラブの守備について

クラブにおける守備戦術について記載します。将来的には相手ディフェンスに積極的にプレスをかけていきたいですが、しばらくはブロックを作ってゾーンで守りたいと思っています。理由は、プレスを機能させるより、ブロックを作って守る方が取っつきやすく簡単だからです。あと、ブロックを作って守るため、自陣低い位置でボールを奪うことになるでしょうから、無理に速攻を狙わずじっくり攻め上がる練習になるかなという思いもあります。

  • 守備イメージ図1

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上の図のように、守備時は両wgが下がり、4ー1ー4ー1のフォーメーションを敷き守備ブロックを作ります。上の図のようにブロックの外にいるボールホルダーにプレッシャーをかけるのは、もっぱらstの仕事です。ブロックを作る他の守備者は自分の持ち場を離れません。この時点でのstの守備における役割は、中へのパスコースを切りながら相手ボールホルダーに寄せ、相手をサイドに追い込むことです。stはcbとして自陣ゴール前で複数対1の守備をしている感覚でお願いします。(その状態で無理にボールホルダーに突っ込みませんよね?そういうことです。)

  • 守備イメージ図2

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上の図は相手が中央から逃れてサイドにボールを展開した場面です。stは中央へのパスコースを限定し、lsbは相手wgの裏抜けを警戒します。lwgとlcmでボールを奪いに行きます。

  • 守備イメージ図3

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上の図は相手の間受けが成功した状況です。4-4-2のブロックと違って、ブロックの中にdmがいるため、cbが動かずとも囲んで潰しに行けます。

  • stの守備参考動画

参考までにブロックを敷いた場合のstの動きを載せておきます。コムが多いためブロックを作れてませんが、大体こんな感じということで。見てもらえたら分かると思いますがcbにまでプレッシャーはかけにいってません。1枚で行ってもほとんど意味がないことと、1列前にボールを出された時にプレスバックが間に合わないからです。

9 ポジション毎に求められる(養われる)能力について

 クラブのポジションをローテーション制にします、ということで、それぞれのポジションに必要となる能力について、書いていきたいと思います。それぞれのポジションの動きについても、時間があればまた改めて書きます。
 書いていて思いましたがこれらは1onでハイプレスの相手に対し縦に急がず丁寧にビルドアップしたあとサイドにボール渡して個人技でペナルティエリアに切り込めばポジショニング以外は身に付きそうですね。


○ST

  1. 前線の密集地帯でボールを失わないボールキープ力
  2. ポストプレーからボールを配給するパス能力
  3. 組み立てを助けるポジショニング
  4. 決定力
  5. サイドからのクロスに合わせるポジショニング
  6. カウンター時や、ゴール前での停滞を打開できるドリブル能力
  7. ボールホルダーのパスコースを切りながらプレッシャーをかける守備能力
  8. 適切なタイミングでプレスバックしボールを奪う守備能力


○WG

  1. サイドにおける組み立て能力
  2. ボールキープ力
  3. ボールが逆サイドにある時、タッチライン沿いに開きサイドチェンジの的になる(相手の守備を広げ中盤のスペースを生み出す)際と、中に絞りフィニッシュに絡む際の見極めとそれぞれに応じたポジショニング
  4. 相手にとって驚異となるだけのドリブル能力
  5. ワンパターンでない多彩な攻撃を選択できる攻撃センス
  6. クロスの精度
  7. 決定力
  8. 相手にボールを奪われた際にすぐに帰陣し自陣のスペースを埋める切り替えの早さ
  9. df、mfが相手の攻撃を遅らせている間にプレスバックしボールを奪いとる守備能力


○CM

  1. 全般的な組み立て能力
  2. ボールキープ力
  3. 攻め上がる、引いて受ける、カバーする(主にsbの上がりを)タイミングの見極め
  4. 縦を意識したパスが出せる能力
  5. パスの対の選択肢となる運ぶドリブル
  6. 味方がボールを保持していても、ボールを奪われた時のことを考えてバランスを取ることができるリスクマネジメント力
  7. プレスに行く、パスカットを狙う、攻撃を遅らせるタイミングの見極めと守備能力


○DM

  1. 全般的な組み立て能力
  2. ボールキープ力
  3. ボールホルダーを後方からサポートする黒子としてのポジショニングと、パスを受けたときに(できればダイレクトで)縦パスやサイドチェンジを行える視野の広さと操作技術
  4. 味方がボールを保持していても、ボールを奪われた時のことを考えてバランスを取ることができるリスクマネジメント力
  5. ディフェンスラインの前、中央のスペースを埋めてパスカットやシュートコースを切ることができるポジショニング
  6. 必要に応じディフェンスラインのカバーをする判断力と守備能力


○SB

  1. サイドにおける組み立て能力
  2. ボールキープ力
  3. ボールホルダーを後方からサポートする黒子としてのポジショニングと、パスを受けたときに(できればダイレクトで)縦パスやサイドチェンジを行える視野の広さと操作技術
  4. パスの対の選択肢となる運ぶドリブル
  5. 機を見たオーバーラップとクロスの精度
  6. 相手の裏への抜け出し、ドリブル突破など、1対1で確実に潰せる守備力
  7. 主に逆サイドからのクロスに対する空中戦の強さとポジショニング


○CB

  1. 全般的な組み立て能力
  2. ボールキープ力
  3. ボールホルダーを後方からサポートする黒子としてのポジショニングと、パスを受けたときに(できればダイレクトで)縦パスやサイドチェンジを行える視野の広さと操作技術
  4. 機を見てドリブルで持ち上がる判断力と操作技術
  5. 相手の裏への抜け出し、ドリブル突破など、1対1で確実に潰せる守備力
  6. クロスに対する空中戦の強さとポジショニング

8 プロクラブの技術について ~被カウンター時のポジショニング~

今回は被カウンター時の思考プロセスとポジショニングについて触れます。現チームでこういった判断ができているプレーヤーがわずかであることに危機感を持ちましょう。これから紹介する動画は全て1試合で起こった出来事ですが、適切な守備をすることでチームにどれだけ貢献できるかを理解していただけるでしょう。ゴールやアシストが全てではないのです。この点に気付かないプレーヤーはそこで成長が止まります。

被カウンター時のポジショニング 1 - YouTube

 被カウンター時に限らず、守備で重要なのは状況判断と役割分担。上の動画では、サイドを抜け出された時点で自陣に戻りながら相手のフィニッシュの形を考えることが重要。フィニッシュに至るには、いくらサイドを突破しても中にボールを折り返すしかない。そのための相手の選択肢は、①サイドのプレーヤーが中に切り込む②ニアサイドへのクロス③ファーサイドへのクロス④マイナスのクロス このあたりに絞られる。
 ①に関してはcomディフェンダーの他、最も相手のボールホルダーに近いlcmがケアすることになる。守備に戻っているプレーヤーが他にもいるため。
 ②に関してはrsbが中に絞ってニアサイドに走り込む相手に食いついている。走り込む相手に対しては相手の前(自陣ゴール方向)に入ることが大事。人数が足りていれば、相手の後ろにも別の味方が入れるとよい。どのようなクロスでも対応できる。ここではrcmがニアサイドの相手の後ろに入りかけている。
 ④に関してペナルティエリアぎりぎりで止まりフリーで待つ相手プレーヤーを見て、rcmが相手の前に入ったところに丁度クロスが上がってくる。このような状況ではボールウォッチャーとなりがちなので、注意が必要。


被カウンター時のポジショニング 2 - YouTube

この動画についても基本的に上と同じ考え方で、①の状況を回避するためにrsbが中へ絞っている。しかし、相手ボールホルダー1人に対して3人が寄せに行っているため、②、③、④の場合に対処できなくなる。そのため、空いたペナルティエリアのスペースを他のプレーヤーが埋める必要がある。
動画のように先にペナルティエリアのスペースを埋めている場合に、遅れて相手プレーヤーが入ってきた場合には、動画のrcmのように相手の横ではなく前に入った方が、多くの状況(シュートのこぼれ、浮き玉のスルーパス、グラウンダークロス、普通のクロス)に対処できる。


被カウンター時のポジショニング 3 - YouTube

コーナーキックからの被カウンターの場面。セットプレー時はこのような状況に陥りやすいため、プレーヤーのうち何人かはカウンターに備えて上がらない方が無難。あらかじめ相手のカウンターに備えていたrcmが、comと共にディフェンスラインを形成しラインを下げていく。味方プレーヤー3人がきちんと戻ってきていることを確認し、rcmはサイドのケアに向かうことにする。相手ボールホルダーの選択肢は縦に突破するか中に切り込むかの2つ。どちらでも対応できる位置でrcmは相手の出方を待つ。相手ボールホルダーが大きくボールを蹴り出したので、ボールを奪取。相手がスライディングして隙を晒してくれたため、クリアをせずに繋ぐ余裕ができた。